シンポジウム

最先端のデータ活⽤と新たな可能性を議論する
WiDS HIROSHIMAシンポジウムでは、日本においてこの領域がさらに発展すること、そして社会においてデータサイエンスを実装することができる人材育成のためのディスカッションを行ないます。産業界におけるデータサイエンス・AIの活用事例の紹介や、登壇者によるパネルディスカッションをぜひご視聴ください。

データ×倫理とは

AI共存社会となった現代では、データを適正かつ倫理的に扱うことが求められます。データ利活用の普及が進む一方で、扱われるデータの量や範囲が急速に拡大され、偏ったデータを用いたAIや、フェイク動画といった倫理に反する悪用が社会問題化しています。法整備が行き届かない領域において、差別や偏見、社会的な分断を引き起こさないためには、ビジネスにおけるマイノリティの実情を知り、広い視座を保つ必要があります。

私たちは誰しも日々の暮らしでAIを使ったサービスを利用する側であり、またデータを提供する側でもあります。
今こそ、AI共存社会におけるデータ倫理と多様性について一緒に考えましょう。

予定開始時刻|プログラム内容|登壇者プロフィール(順不同/敬称略)


13:00

オープニング


13:10

基調講演「エビデンスに基づく意思決定が行われる社会のために」

永井 恵子
総務省統計局 国勢統計課調査官

1994年総務庁(当時)入庁。総務省及び内閣府において、国勢調査、家計調査、消費者物価指数(CPI)、労働力調査、国民経済計算(SNA)など数多くの公的統計の作成を担当。また、統計局が提供するオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」等で講師を務める。2020年より現職。


13:40

ゲスト講演「ニュージーランドにおける多様性の推進と教育」

※オンラインまたは動画出演

北岡 美佐子
ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド駐日代表/日本スタンフォード協会 理事

ロサンゼルス生まれ広島育ち。広島女学院高校卒業後、単身渡米。スタンフォード大学経済学部卒、コロンビア大学教養学部修士号取得。米、オセアニア、日本での経験を生かし、2015年より在日ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド(政府留学促進機関)にて、留学の広報活動、NZと日本を教育で繋ぐ活動に取り組んでいる。また、NZの中学・高校100校以上の訪問を経てヒントを得たEQ(感情指数)の育み方の情報も発信中。


14:10

休憩


14:20

ゲスト講演「日本におけるジェンダー平等に向けて~データに期待すること~」

小安 美和
ウィルラボ 代表取締役
株式会社Will Lab 代表取締役

大学卒業後、1995年日本経済新聞社入社。2005年リクルート入社、13年リクルートジョブズ執行役員等を経て16年退社。17年3月8日(国際女性デー)に女性のエンパワーメントをテーマに株式会社Will Labを設立し、全国各地で女性の就労/リーダー育成に関するアドバイザーを務めるほか、企業の女性リーダー育成に取り組む。19年8月より内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員。21年よりW20デレゲート。


14:50

パネルディスカッション「女性✕キャリア」


15:20

クロージング「Data for Good データサイエンスにおける倫理」

菅 由紀子
WiDS HIROSHIMA アンバサダー
株式会社Rejoui 代表取締役/広島大学 客員教授

広島県大崎上島町出身。2016年9月に株式会社Rejouiを創立し、企業におけるデータ×AI活用、同領域の人材育成を支援。「みんなのDX研修」や「Hi! HIROSHIMA business week」など、広島県が主催するデータサイエンス領域のイベントでこれまでに30回以上登壇。また、ひろしま好きじゃけんコンソーシアムではダイバーシティ担当副会長を務めており、広島を中心に地方創生活動に取り組んでいる。


シンポジウムは開催終了しました。ご参加いただきありがとうございました。